政治ニュース2016年5月

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■ミャンマー スー・チー氏「首相級」の法案を準備 20160512

半世紀以上ぶりに文民政権が誕生するミャンマーで、民主化運動を率いてきたアウン・サ­ン・スー・チー氏に「首相級」の地位を与える法案が準備されている。BBCが入手した­資料から明らかになった。ジョナ・フィッシャー記者がリポートする。


■スー・チー氏の「唯一の窓口」から一躍、ティン・チョー氏(69)「大統領職は向こうから来た」 20160512

一般にはほぼ無名だったが、今年2月の新議会開幕前から大統領候補に名前が取り沙汰されはじめると、国民民主連盟(NLD)の内情に通じた関係者からは「人物として問題はなく、ふさわしい」との声が一様にあがった。

NLDを率いるアウン・サン・スー・チー氏は大統領に指名した理由を「党に忠実で、自制心があり、尊敬を受けている」と説明する。

 スー・チー氏とは高校の同窓。

軍事政権時代、自宅軟禁されたスー・チー氏と外部の連絡役を引き受ける「唯一の窓口」(日本政府幹部)だった。

2010年に軟禁が解かれたスー・チー氏が自宅の門扉越しに市民に語りかけたときにもその傍らにいた。

 ヤンゴン経済大で学び、コンピューター科学が専門。

英国留学経験もあり英語に堪能で、財務官僚などを務めた実務家の面も持つ。

1992年に役人を辞めてNLDに参加。

議員経験はなく、最近までスー・チー氏が代表を務める慈善団体で働いていた。

 実父(故人)は著名な詩人で、1975年から4年間、大阪外語大(当時)の客員教授を務めビルマ語辞典の編集にも参加した。

義父(故人)は軍人で、独立後は財務相などを歴任し、NLDの創設にも加わった。

 「望んだのではなく、大統領職は向こうから来た」と謙虚に語るが、スー・チー氏の影響下で、大統領としてどれだけ手腕を振るえるかも注視されている。

■スー・チー氏と国軍、深まる溝 軍は協力姿勢転換、火種多く 20160501

ミャンマーで国民民主連盟(NLD)政権が発足して、30日で1カ月となった。

憲法の規定により大統領になれないNLD党首のアウン・サン・スー・チー氏は国家顧問に就任し、事実上の元首として政権を主導する姿勢を鮮明にさせている。

スー・チー氏への権力集中に国軍は警戒を強めており、双方は溝は深まっている。

 スー・チー氏は息子2人が外国籍のため、憲法の定めにより大統領資格がない。

「大統領より上の存在」になるため「国家顧問」を新設し、4月6日に就任した。

側近のティン・チョー大統領だけでなく、政府全体に「助言」できる法的基盤を整えた形だ。

産経ニュース

■軍系前与党で内紛 前下院議長や入閣者が「理由もなく」除名 20160501

ミャンマーのシュエ・マン前下院議長は27日、首都ネピドーで記者会見し、軍系の前与党、連邦団結発展党(USDP)から自身を含む17人が除名されたことを明らかにした。

シュエ・マン氏らはアウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相に近く、新政権への協力姿勢が党の内紛につながった。

 テイン・セイン前大統領が党首に復帰した直後の22日に、除名を通知されたという。

USDPから新政権に入閣した人物も含まれ、シュエ・マン氏は「理由もなく除名された」と不満を表明。

テイン・セイン氏は、スー・チー氏が統率する新政権に対抗する構えだ。

■ヘイトスピーチがあぶり出す“闇”、スー・チー氏には鬼門か…「最後のフロンティア」に潜む宗教紛争の行方 20160501

アウン・サン・スー・チー氏率いる国民民主連盟(NLD)の新政権が発足したミャンマーから4月上旬、宗教指導者10人が来日した。

東京都内で6日に行われたシンポジウムにそろって出席し、異なる宗教の融和をアピール。

スー・チー氏と日本に期待する発言も相次いだ。

ミャンマーでは2012年以降、多数派の仏教徒と少数派のイスラム教徒が抗争を繰り返し、250人以上が死亡しているという。

それでも仏教系の指導者らは「ミャンマーに宗教紛争はない」と語り、これまでの軍事政権に原因があったとの見解を示した。 産経WEST