製造業ニュース 2016年6月

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■日本人の心と技術がミャンマーの港を近代化 20160619

 国内のコンテナの9割以上を取り扱う国内最大港であるヤンゴン港からフェリーに乗り、3階部分で風に吹かれながら眺めを楽しむこと約10分。

川に向かって突き出す屋根が2本、見えてきた。

1日に約3万人ものフェリー乗客が利用するダラ桟橋だ。

岸に近付くにつれて次第に大きくなる青い屋根を眺めているうちに、7年にわたって展開されてきた1つの技術協力が終わろうとしていることに対して、突如、得も言われぬ感慨が込み上げてきた。

 2008年5月2~3日、この国に来襲したサイクロン「ナルギス」によって、南西部のデルタ地帯を中心に14万人弱の死者・行方不明者が発生。被災者も240万人に上るなど、甚大な被害がもたらされた。

 ここヤンゴン港も、瞬間最大風速60メートルの暴風と高潮によって99隻の船舶が沈没。

未曾有の大災害による被害から早急に復旧を図るため、日本は翌2009年よりヤンゴン港とデルタ地域までの内陸水運施設の復旧と能力強化に向けた協力を開始。

 以来、今日まで脈々と続けられてきた支援が2015年12月、ついに最後の節目を迎えていた。

これまでの協力の集大成として現場と教室で2日間にわたり実施された最後のトレーニングのテーマは、「メンテナンス」だった。

 「この機械を使ってコンクリートに打撃を加え、返ってきた衝撃の反射の強さを測ることで、コンクリート建造物を破壊することなく強度を測定することができます」

 「衝撃が来た時の数値を読み取って記入してください」

 この日、ヤンゴン川のほとりには朝から元気な声が響いていた。

桟橋の下にもぐり、日本工営インフラマネジメント事業部アセットマネジメント技術部次長の松山公年さんからシュミットハンマーと呼ばれる機械を手渡されたミャンマー港湾公社と内陸水運公社の職員たちが、順番に突起部分を壁に当て、恐る恐る押し込んでいく。

 ポーンという衝撃が来るたびに「わぁ」っと歓声が上がる。と、「もっと壁に直角に当てて」「まっすぐ押して」と松山さんから指示が飛んだ。

言われた通りにシュミットハンマーを構え直しながらも、皆、楽しそうだ。

 「OK!できたね」と声をかけられると、白色のヘルメットの下で笑顔がはじけた。   JB Press

■ミャンマー新政権が落とす自動車市場への影 20160619

2015年11月の総選挙ではアウン・サン・スーチー女史が率いる野党のNLDが勝利を収めミャンマーでは新政権が4月からスタートした。

現地ミャンマー中古車輸入企業は今後の自動車市場の動向どのようにとらえているのだろうか?

◆ミャンマー自動車市場の現状

自動車は税収面でのインパクトが強く多くの利権が絡むため不透明な部分が今まで多かった。

ミャンマーでは2011年の民政移管の際に、政府はスクラップポリシーを発表し完成中古車輸入を解禁した。

20年以上たつ中古車をスクラップにすると1996年以降登録の中古車の個人輸入が許可された。

更に2012年5月には個人に対する中古車輸入の大幅緩和が行われ、これが日本からミャンマーへの中古車輸入が急増する結果となった。  レスポンス

■日タイ主導のミャンマー経済特区、中国企業が製油所 20160619

3200億円投資、日本勢は計画練り直しも

日本、タイ両国政府が開発を主導するミャンマーの「ダウェー経済特区」の近くに中国の資源商社、広東振戎能源(広東省)が製油所を建設することが7日明らかになった。

投資額は約30億ドル(約3200億円)。

ミャンマーにとって初の大規模製油所となる。

広東振戎の背後には中国政府の影もちらつく。

同特区の開発事業で商機を探る日本企業は計画練り直しを迫られる可能性がある。

■ダイフク/ミャンマー初の自動倉庫を納入 20160619

株式会社ダイフク(本社:大阪市/社長:北條正樹)はこのたび、ミャンマー連邦共和国で初となる自動倉庫(当社調べ)を、同国政府系の製薬会社Myanmar Pharmaceutical Industriesに納入しました。

同製薬会社は、ヤンゴン市内に最新の生産設備を備えた「Snake Anti-Venom Production Centre (毒蛇解毒剤生産センター)」を新設。

原料・製品の保管用として、ダイフクのパレット自動倉庫(スタッカークレーン4基、総格納数4,224パレット)が採用されました。

なお5月20日の開所式には、同国の工業大臣、建設大臣をはじめ、100名以上の関係者が出席しました。

■エースコック、ミャンマーで即席麺生産 17年夏から  20160619

エースコック(大阪府吹田市)はミャンマーで計画していた即席麺の現地生産を2017年夏に始める。

日本の即席麺メーカーでは初の現地生産となる。20年に年間1億食を販売し、シェア1割を目指す。

ベトナムからの輸入品を現地生産に切り替え、地元好みの味で拡販する。

中間層の増大に合わせて膨らむ即席麺需要を取り込み、主力の東南アジア市場の開拓を急ぐ。

■JFEエンジ、ミャンマーの鋼構造物工場拡張完了 20160610

JFEエンジニアリング(東京都千代田区)は23日、ミャンマー建設省との合弁会社J&Mスチールソリューションズがヤンゴン市タケタ地区の鋼構造物製作工場の拡張を完了し、8日にグランドオープンセレモニーを開催したと発表した。

 J&Mスチールソリューションズは2014年に鋼橋などを製作する工場を稼動。

その後、フル稼働が続き、昨年3月から、工場の生産能力を年1万トンから2万トンに拡大する拡張工事を行っていた。

 用地を3・2ヘクタールから6・5ヘクタールに倍増し、屋外の部材保管、仮組み立て行う場所を拡大した。

建屋は8000平方メートルから1万2000平方メートルに増築し、日本仕様の防錆、防食を施すことができるブラスト設備、塗装設備を導入するなど、最新鋭の設備を導入した。

これにより、政府開発援助(ODA)案件などで求められる高耐久性仕様の鋼製橋梁や鋼製ジャケットなどの製作が可能となり、ティラワ港向けの鋼製ジャケット桟橋やバングラデシュ向け橋梁の製作などを行う予定。

■<ユアテック>ミャンマーに事務所開設へ 20160610

ユアテックは24日、ミャンマーのヤンゴン市に「ミャンマー事務所」を6月1日開設すると発表した。

同国に進出する日系企業からの工事受注を目指す。

同社の海外拠点はベトナムに次ぎ2カ国目。

 同社は既に、IHIのグループ会社が同国のティワラ経済特区に建設するコンクリート工場の電気、空調管設備工事を受注している。

2011年の民政化で急増する日系企業進出を見据え現地拠点を置く。

当面は非常駐の邦人スタッフ2人を含む6人体制で、受注に応じ拡大する。

 同社は1995年以降、ベトナムのホーチミン、ハノイに事務所を置き、12年に現地法人ユアテックベトナムを設立した。

アフリカを含む海外事業全体の売上高は、16年度で約22億円を予想し、20年度に40億円に増やす計画。

■TOKAIホールディングス、ミャンマーのLPG事業を合弁化 20160610

TOKAIホールディングス(静岡市)は25日、ミャンマーの100%出資子会社で液化石油ガス(LPG)の導管供給などを手がけるTOKAIミャンマーの株式40%をLPG関連機器メーカーのI・T・0(大阪府東大阪市)に譲渡すると発表した。

 TOKAIミャンマーは2014年設立、資本金55万ドル。

今後、受注件数の増加が見込まれるため、I・T・0の出資を受け、技術、組織面を強化する。